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制作著作:猫の毛
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やっと終わった.........


以前、国語のレポートがある事はお話しました。

で、このレジュメですが、結局2人だけが出してくれました。
(普通は出すのが当たり前なんですがね。ちなみにうちの班は5人班です。)


なんとかレジュメはしのいだのですが、発表はそうはいきません。

確か10分ぐらい喋らなきゃならんのです。



当然、2人の意見だけでは発表原稿など書けず、かといって他の班員は何ら手伝う兆しを見せず......

結局、猫の毛が一人で書き上げました。


もうなんか、ここまで頑張ったのに、テキトーに聞き流されるのでは、怒りがおさまりませんので、ここに公開します。
(公開したところでどれだけの人が見るかは未知数ですが...)

班の原稿ですが、著作権は、当然、全て書いた猫の毛に帰属するので、ここで公表する事は問題ないはずです。
また、「こころ」も著作権が切れているので、引用等は特にページ数などは記載しません。

では本文。


―――こころに現れる暗黒(黒い光)について―――

 まず私は、「黒い光」について文中の言葉から考えてみました。
 初めて「黒い光」という言葉が出てくるのは、Kが自殺した時です。つまり、この時から先生の人生の中に「黒い光」が現れたという事になります。この時とは、Kが死した時であり、Kの死によって黒い光が出現したともいえます。つまり「黒い光の直接的な原因はKの自殺であった」という事です。
 次に、死に際して、先生は「もう取り返しがつかないという黒い光」と黒い光を説明しています。さらにそれを修飾するように「私の未来を貫いて、一瞬間に私の前に横(よこた)わる全生涯を物凄く照らしました」とも話しています。これは、まさにそのままの意味であり、「黒い光は、一生、消す事が出来ない」という事です。
 ここで、直後に先生は遺書を見つけました。この時先生は、自身の世間体を気にし、遺書に飛びつきました。これを考えると、この黒い光は「世間からの評判が地に落ち、生活が暗黒に包まれる」という先生の人生に関する事を示しているように見えます。しかし、これは関係なさそうです。というのも、先生が黒い光を感じたのは、遺書を発見する前の事だからです。また、遺書に先生の悪評が書かれていなかった事が発覚した後も、先生は黒い光に悩まされています。よって「黒い光は、先生の世間体に関するものではない」という事も分かります。
 ここまでをまとめると、黒い光は、
  ・Kの自殺によって現れ
  ・一生拭い去れないものである
  ・しかし世間体に関するものではない
という事が分かります。ではさらに考察を進めましょう。

 単にKが死んだだけなら、ここまで先生の人生には影響しません。確かに先生は悲しんだでしょうが、一生を覆うほどの事ではないでしょう。また、妻に隠す必要もありません。ここで大事になってくるのは、Kの自殺理由です。複雑な要因が絡み合っていますので、一言でまとめるのは危険ですが、敢えて言うなれば、原因は、「先生の策略」です。
 先生は、Kを追い詰め、先へ進めなくしました。そして、この間にKを出し抜き、お嬢さんをもらいました。Kを裏切った事が、罪悪感として先生に圧し掛かり、黒い光となったのです。
 そして、我執に捕われ周囲の見えなくなっていた自分自身を恥じる心、責める心、Kに詫びる心が、黒い光を強化したのでしょう。
 単に周囲から責められる事が嫌で黒い光が現れたのではなく、先生が自分自身の行動に対して嫌悪感を抱いた。つまり、「自ら黒い光を生み出し、維持し、その渦中に居続けていた」という点は重要です。

 さて、「こころ」の全体を見渡してみると、一貫して「人間の孤独な影」が描き出されている事に気付きます。全体のまとめに近い「下」で重要なキーワードとなる「黒い光」は、「物語全体に渡るキーワード」と解釈するのが無難でしょう。とすれば、黒い光とは、人間の孤独な影であると考えられます。この場合、先生の人生に被さる黒い光ですから、先生の孤独を示していると考えるのが一般的でしょう。
 しかし、一方、先生以外の孤独である可能性もあります。それは、想い半ばに苦渋の決断をし、自ら天寿を絶ったKの孤独であり、暗黒について生涯知る事のない妻の孤独です。そしてこれらの他人の孤独は、先生が感じ取った、言わば先生によるバイアスのかけられた彼らの孤独なのです。
 こう考えてみると、黒い光は、どんな考え方を展開しても、結局先生の手によって創られている事が浮き彫りとなります。

 ではここで見方を変えてみましょう。つまり、「妻」から見た黒い光です。先生の言葉によれば、「私のもっている一点、私にとっては容易ならん一点が、妻には常に暗黒に見えた」とのことです。この一点とは、つまり、「死んだ気で生きて行」くという先生の決心です。
 妻は、先生がいつも、何かしらの影を持っている事を感じていました。そしてそれを先生が隠している事も分かっていました。ですから妻は、「あなたは私を嫌っていらっしゃるんでしょう」「何でも私に隠していらっしゃる事があるに違いない」などと言うのです。
 さらに、先生は酒や本に溺れました。それを見て妻は、「先生がもっている暗黒が、先生をこうさせる原因であろう」と考えます。先生は相思相愛による結婚を理想としていましたから、この妻も当然、先生を愛していたのでしょう。だからこそ、その暗黒について、きちんと説明してほしかったのだと考えられます。
 結局、妻の用いる「暗黒」と先生の用いる「暗黒」は、同じ事を指していると考えて問題なさそうです。ただ異なるのは、その正体を知っているか否か。ということ。
 妻にしてみれば、暗黒の正体を打ち明けてほしい。しかし、先生は妻に教える気はない。互いが互いを愛するがための両者の選択は、果たして正しかったのでしょうか。

 さて。話が横道に逸れてしまいましたので、本線に戻ります。
 ではここで一度、Kの自殺から離れた考察を試みましょう。Kが自殺する前より、先生は全てに懐疑的でした。それは、先生の半生が苦境に満ちたものであるからです。これら苦境が黒い光を形成しているとは考えられないでしょうか。つまり、「両親の不在・叔父の裏切り・親族からの目」これらによって、先生の感情・時は止まってしまったのです。一縷の光であったお嬢さんとの結婚も、Kの死によって、幸福なれども苦痛に満ちた日々となってしまいました。今まで蓄積された苦境に、最後の一撃――Kの死が加わって、ついぞ先生の時は完全に止まり、その止まった時を具現化したものが黒い光である。という事です。ここでいう時とは、幸せを追い求める気持ち、先へ進もうとする気持ち、そしてそれらがあるべき場所、即ち未来を表現するものです。先ほど私は、「黒い光の直接的原因はKの自殺である」と結論付けました。しかしここで補足します。確かにKの自殺も原因ではあるが、それだけではない。というわけです。

 ところで、19世紀フランスの文豪、ヴィクトル・ユゴーの辞世の言葉は、「黒い光が見える」だったそうです。漱石がこの言葉を知っていて用いたとすれば、黒い光が意味する事は、「死」そのものであったという事でしょうか。また、知らなかったとしても、やはり世界の大文豪。考える事は同じで、漱石も「死」をイメージしたのかもしれません。
 文中、先生は「死んだ積りで生きていく」と言っています。生涯に渡って黒い光が支配していると先生は考えているのですから、黒い光を死と捕らえる事も自然です。つまり「黒い光は死そのもの」という事も言えます。

 さて。今まで、様々な見方で「黒い光」について考察してきました。そして、様々な答えが成立したように見えます。どれも矛盾なく、恐らくは、全てが複合的に絡み合った結果であると考えて問題ないでしょう。
 しかし、畢竟ずるに、これら黒い光は、全て先生による想像・思い込みです。先生自身が、自ら作り出した物によって、自らの首を真綿で締めたのです。先生は、漱石同様、思い込みの激しい、所謂、鬱のような状況であるように思えます。現代では、このような人は、哀れみの対象でしかありません。いくら綺麗事を言っても、結局はそうゆう事です。しかしこれが、明治時代の人間の目指すところであり、明治天皇の崩御と共に殉死する、知識層が持った日本臣民の精神の源流であるのかもしれません。
 とすれば、先生の死――黒い光は、明治の風潮に染まった結果であるともまとめられましょう。



制作著作:猫の毛
―――以上―――


長いですね...
やっぱり10分も喋るとなるとデカくなるもんです。

「さて」と「つまり」ばっかりだし。
まぁ喋る原稿だからいいんだけどさ。


もうなんか色々間違ってる気がします。
でも知りません。

班演習を猫の毛一人でやってる時点で間違ってるんです。







あぁ疲れた。

月曜は情報もあったっけ。
こっちも原稿書かなきゃなのにな。

このあと書くのか...
まぁ前回の手直しするだけだからなんとかなるか...



にしても。
修学旅行の班行程表も猫の毛が書いたな。
猫の毛は班長だけど、コース設定係じゃないんだけどな。
コース設定係はΩ君なんだけどな。
Ω君は国語のこの課題の意見も書いてくれなかったな。
きっとΩ君は彼女とのメールで忙しいんだ。




あぁ疲れたょぅ(´;ω;`)ブワッ
休日なのに休めなかった.........


さっき某友人と1時間ばかり電話で話した。
其人も国語を一人でやらねばならぬらしい。

まぁうちは2人が(短いけれども)意見を出しただけまだマシか。

電話で少しだけ疲れが取れたゎ。トントン>某友人
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