騒々しいこの星に生まれて

多分皆さんの周りにもいるかと思われます。

「教室で喋らない人」

それだけで、
「お前何しに学校来てんだよ」
って感じですが（勉強なら通信教育でできますし、大学も大検取れば入れます）、別にそんなことはどうでもいいです。
「クール気取りか。はいはいわろすわｒ...」
と流すだけです。
（実際はあんまりどうでもよくないですけどねf(^_^;)))


まぁ気取るのは勝手ですが、
「うるさい」
とか言われると(ﾟДﾟ)ﾊｧ?ですよ。
しかも「お前がうるさい」って言えないんですよ。
実際、名前忘れるぐらい静かだから。
知覚しないものは存在しないわけですよ。
静かすぎて知覚されないんですね。
「ケンダマやってる人」ぐらいしか記憶に留まらないんですね。
で、そうゆう男子に限って「女子と同じ班はヤダ」とかほざいてるわけですね。
ホントに(ﾟДﾟ)ﾊｧ?ですよ。
普段居ないくせにそうゆう時だけ出現ですか。そうですか。
じゃぁ一人で京都巡れば？

何ですか？
――俺はお前らみたいに馬鹿騒ぎするほど幼くないんだよ
ですか？
――女に浮かれるほど馬鹿じゃないし
ですか？
勝手にしろよって感じですね。
否、勝手にされたら困りますね。
流れに任せて一生黙っとけ。って感じですね。

そんなにうるさいのが嫌なら、月にでも行ってください。
音なんて皆無ですから。
あるいは、槌骨取っちゃえばいいのに。
君の望む静寂だよ？みたいな。
クール気取りで喋りたくないなら、声帯切ったらどうですか？

大体ですね。
学校ってのは世間の縮図だと思うんですよ。
だとすると、クール君は社会に出てから困るわけですね。
上司の寒いギャグに「うるさい」
間違いなく左遷ですね。
飲み会の席で「うるさい」
次の日机が楽しみですね。
じゃぁ果たして彼は「うるさい」を発動するのか。
否、するわけありません。
そんなに馬鹿な奴はクール気取りません。
クール気取る＝多少頭に自信ある＝実際ソコソコ良い＝社会の常識ぐらい知ってる
ってわけですね。（ソコソコってのは猫の毛との比較じゃないくて、世間との比較ですよ）
てな感じで「うるさい」は不発なわけですね。
これはどうゆう事かと申し上げますと、「自分が見下す相手にだけ発動する」というわけなんですね。
見下す対象というのは、所謂ヤラレのΩ君や、身体的ハンディキャップ(ただの低身長)を背負う猫の毛さんや、彼の人生に影響しないと彼が判断した彼の言うところの低俗な人間などなど......
これは大いに嫌な性格であります。
まさに人格をも疑いかねません。
虎ともなれば何とやらです。

そもそも。
このような輩がいるから国家は良くならないわけであります。
見下すのなら首相になるか。といえばそうでもない。
――お前らのために動くわけねぇよ
――低俗な政治なんて興味ねぇ
ってわけです。
で、「西洋貴族の娯楽である高貴な生物学」なんかを嗜むわけですね。
つまり、社会自体を見下すが為に、国家への帰属意識がないわけであります。
こうなってくると国家は荒廃の一途です。
国家の最大の成立要件は愛国心ですからね。
国民は重要ですが、領土や主権は「関係ないぜぇ！」なんです。
（ユダヤ人とかがいい例ですね）
確かに馬鹿騒ぎだけしてる馬鹿（不良とかね）は死んだ方がいいですが、多少騒がしいぐらいのほうが国家としてはいいわけです。
その席で「国家への不満」なんかも出るでしょうが、高学歴層での会話では案外的を得た意見がでたり、真剣に国家に対して意見する者も現れるわけです。

なにより、つまんないでしょ？
静かな世界なんてまっぴらだと思いません？
銃声は聞こえない方がいいけど、子供の遊ぶ声はあったほうがいい。
会話というのは、全生命で人類のみが習得した特権なんです。
最も進化した生物（少なくとも星一つ支配でき、幾度も破壊できるような生物）が持っている技能なわけでありますから、当然無駄なはずがありません。
会話能力が人類をより進化させたという説もあります。
脳の活性化ですね。
それに、笑いは癌をも消しますが、その笑いの根源は結局言語です。
「馬鹿騒ぎ」と「黙ってケンダマ」。ここまでくれば、どちらが（世間のためにも自分のためにも）良い影響をもたらすか分かるでしょう。



最近のサイレント・ベイビー問題なんかも、こんなクール君たちが一因を担っているようで恐ろしいですね。